カーボンニュートラルとは、人々が排出する温室効果ガス（主に二酸化炭素）の量と、それを吸収できる量を等しくすることです。私たちができることは何があるでしょうか？
- エネルギーの使用量を減らす
電気、ガス、石油などの化石燃料を使用している家庭やオフィスのエネルギー使用量を減らすことで、温室効果ガスの排出を減らすことができます。そのために、オフィスでデスクライトを消す、家でLED電球を使う、不必要な電気製品を切るなどがあります。 - 再生可能エネルギーの利用
太陽光、風力、水力などの再生可能エネルギーを利用することで、化石燃料を使わずに電気を生成することができます。 - エネルギー消費をオフセットする
自分が排出する温室効果ガス量を減らすことができない場合、オフセット市場でクレジットを購入することで、自分の排出量に相当する量を吸収するプロジェクト（いわば、森林保全や風力）発電の建設など）を支援することができます。
※オフセットとは・・・削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等を購入すること又は他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の全部又は一部を埋め合わせること - 交通手段の変更
自転車や徒歩、公共交通機関を利用することで、車を使うよりも少ない温度室効果ガスを排出することができます。 - 食生活の改善
地元の食材を使い、食品ロスを減らし、肉を減らすなどの方法で、食生活を改善することで、温室効果ガスの排出を減らすことができます。
以上の方法私たちが取り組めることの一例です。私たちの行動に加えて、政府、企業、その他の組織が、カーボンニュートラルな社会を作るためのより大規模な取り組みを行うことも必要です。